太宰治「惜別」

今の時代から見て、あまり差別心というのはありません。しかし、このころは日露戦争の真っ最中
メインは魯山人との思い出を大学の親友が思い出しながら書くという方法でしたが、今まで読んだ太宰の中でもかなり読みやすい部類に入ると思いました。やっぱ太宰は長編の方がわかりやすいね。
で、感想は「この時代の人って考えてることがまとまりすぎ!」って感じです。
読んでいて「なるほど、そう思う。」ということが書いてありますが、今の俺には
そんなことを思っても口に出せる語彙力が存在しないし、深く自己分析を出来ません。
太宰を読んでて、昔の人の方が頭が良かったというかよく考えてるなと言うことを思います。
それはやはり戦後、日本はどうなるのかと言うことも関係あるし、今の日本の情けなさも考えるわけです。

今、自分が考えてることを明確に口に出せるか、その前にそんなことを考えてるのか。
いつも自分が楽しかったり、ラクしたりすることばかり考えているのではないだろうか・・・。

そう思うと、昔の人の方が今よりもとても頭が良く思います(一部だけかもしれないけど)
そして、その思いにつぶされていったのが太宰や芥川ではないのかと。
そう考えると、今の時代自分たちはこんなにのんきに毎日を暮らしていていいのかなとも思います・・・。




なんか感想なのか何なのか、ただの自分の駄文を紹介した情けないものになってしましました(汗
どうやったら感想をうまく言葉に出来るのだろう。自分の中の気持ちをうまく文章に出来るのだろう。
この日記の中で、さらなる勉強を。


批判でも何でも読んだ人はコメント下さい。そのコメントが俺を成長させてくれます・・・。