静岡県での集団自殺について

29日の静岡で起きた集団自殺についてです。ここで高校2年生の女の子が亡くなっていますが、その高校では
「この子は成績のとてもいい子でそんな素振りをとても見せなかった」
と言っています。
それはほぼ同じ年の僕から考えると当たり前だと思います。


僕も自殺したいと考えることがあります。しかしそれは実行に移されることはないと思います。
なぜか、今の世の中、自分の将来に明確な期待が持てないからです。
そしてそんな気持ちは絶対に人に打ち明けたりはしません。
いくら親友であっても話せないことはあるし、これは話すべきことでもないと考えるからです。
本当は違うかもしれませんが僕はそう思います。


成績が良かった。だから何になるのでしょうか?
結局大学や社会に出れば上には上が絶対にいます。そのなかで自分も4年や5年で社会に出て行かなければならないのです。不安があります。
特に成績が良ければ少し自信があるので、逆に不安が大きくなり、不安に押しつぶされそうになることだってあります。
高校生なら親からも期待をかけられるだろうし、自分でも少しでもいいところに入ろうなどと努力もしますが、その過度の期待や不安ものし掛かり、自殺の原因の一つになったのではないでしょうか。


自分が死ぬのが恐い。しかし、死んでも世の中は変わらない。
そう考えると別に死んでもいいやなんて思ったりもします。
そういう考えにいつ流されてしまってもおかしくないのではないでしょうか。


自分の親や専門家はその高校生や大学生の苦しみがわからないのかもしれません。
この子が本当に自殺をしてしまった理由も定かではありませんが、
僕は自分とリンクさせつつそう思えてしまった仕方がないのです。